第1回 吉田 沙保里杯 救護活動
津支部 内藤 将善
津市一志体育館で、10月26、27日に行われた、吉田 沙保里杯の救護に、津支部 川口先生と行ってまいりました。
レスリングの大会救護は初めてで、鼻血など出血が多くて、なかなか忙しい救護となりましたが、看護師の方もみえましたので、協力し合い問題なく終わりました。
吉田選手は、彼女が高校1年生の時から、ケガがあると接骨院に通院してくれていました。当時から世界選手権で優勝したりしていましたが、現在ほど有名になるとは思っておらずに、馬鹿話ばかりしていた様に思いだします。アテネ五輪や北京五輪の前も実は通院していて、結構プレッシャーを感じながら施術しました。(結果が良くて泣くほど嬉しかった記憶が・・・)
今回もマスコミの前では別人の様でしたけど、私たちと話す時は明るく冗談ばかりで、相変わらず有名人ぶらず謙虚な子でした。試合で腰を捻って一時的に動けなくなってしまった子供の救護中も心配そうに救護エリアまで来て、その子に話しかけたりしていました。その子供の親も恐縮していましたが、喜んでみえたと思います。
この辺の謙虚さが、彼女が霊長類最強チャンピオンであるが所以なのでしょう。
もう、10年以上の付き合いですが、今では尊敬しています。また依頼があれば喜んで救護に行ってまいります。
若い先生方も、休日がつぶれますが救護は勉強になるので、ぜひ依頼があれば頑張って行きましょう!