令和元年年6月30日(日)午後3時より第1回勉強会が本会会館で開催され、24名(勤務柔道整復師6名含む)が参加しました。
第一部は、解剖学、体表解剖学、超音波解剖学に基づいた骨・靱帯損傷の病態評価と治療法について~膝内側部痛に関する骨や靱帯を中心に~と題し、ロコモペイングループ 共同代表・体表解剖学研究所 講師・伊賀リハビリライフサポート(株)代表であり本会伊賀地区会員の堀智秋会員にご講義頂きました。
膝を構成する骨・筋・関節包の構造を理解することが必要であると、スライドと実際に超音波画像装置(エコー)を用い、説明していただきました。膝の屈曲制限に対する実技、屈曲制限の原因となりうる膝蓋上嚢の確認方法、内側側副靱帯の縦走繊維、斜走繊維、関節裂隙の触診方法などについて説明していただきました。
第二部は、保険、自賠責について、質疑応答形式で進められました。会員からは、損保会社の
対応、併給、保険者からの調査票、無病などについて質問がありました。最後に対応した伊藤会長から、負傷原因、長期理由の詳細な記載など施術録の重要性についての説明があり、勉強会は終了となりました。