平成30年2月4日(日)午後3時より第3回勉強会が本会会館で開催され、14名(会員11名・勤務柔道整復師3名)が出席しました。
会長挨拶後、学術部による解剖学の基礎講座があり、第1回勉強会でのご講義が大変好評であった、ロコモペイングループ 共同代表・体表解剖学研究所 講師・伊賀リハビリライフサポート(株)代表であり本会伊賀地区会員の堀智秋会員にご講義頂きました。
前回の足関節の外側部に内容を絞った体表解剖及び触察法に続き、解剖学、体表解剖学、超音波解剖学に基づいた靱帯損傷の病態評価~足関節で見逃しやすい靭帯を中心に~と題し、前回同様にまずは構成する骨や付着する筋・腱・靱帯の解剖学的情報・触察法を、スライドやモデルに対し図示・投影しながら説明していただきました。
骨・筋肉・靭帯の位置関係と関連性等については特に時間を割いて詳細に説明していただきました。参加者もペアになり積極的に質問しながら図示・投影し、体表上で確認しました。
次に保険部による『申請書の取り扱いについて』に移り、伊藤会長から急性・亜急性の解釈について、返戻書類について、負傷原因及び長期理由の詳細な記載について、自賠責について等の説明があり、質疑応答で締めくくりました。