令和元年9月29日(日)午前9時30分から、アスト津において令和元年度県民公開講座・第24回学術保険研修会が開催され、164名(本会会員126名)が参加しました。
伊藤会長の開会挨拶の後、大腿後面の筋挫傷の障害評価と治療について~解剖学的考察を交えて~と題し、本会の堀智秋(伊賀地区)会員から受傷機転の違いについて負傷筋肉の見当をつける、大内転筋を含めた筋肉の触診方法など説明があり明日からの施術に役立つご講義をしていただきました。
続いて県民公開講座第一部「地域包括ケアシステムと介護予防」と題し、津市健康福祉部地域包括ケア推進室 主幹 長谷川義記様に地域包括ケアシステムについての津市の取り組みなどについて、続いて副主幹の鈴木佳代様に健康寿命を延ばすためのポイントなどについてご講演していただきました。
午後からは、県民公開講座第二部「スポーツ現場における柔道整復師の救護活動について」と題し、米田柔整専門学校 副校長 船戸嘉忠先生に大会会場や選手の情報とコミュニケーションの大切さなど、我々柔整師の救護活動において必要なこと全てをご説明いただいたご講演でした。
続いて保険集団指導へ移り全国健康保険協会三重支部の川本様、三重県国民健康保険団体連合会の赤井様、東海北陸厚生局三重事務所の吉野様、健保連三重連合会の田中様より療養費の審査方法、申請書の注意点などについてご指導をいただき、午後4時40分閉会となりました。