平成27年12月6日(日)名古屋市の「ウインクあいち」において、(公社)日本柔道整復師会第50回東海学術愛知大会が開催されました。
開会式後A会場では一般公開講座として、愛知県がんセンター 名誉総長 二村雄次先生をお招きし『最近のがん医療とがん対策』と題する特別講演がありました。
午後からは会員研究発表が行われ、10題の研究発表がありました。本会からは桑名地区の片岡大輔会員が『野球肘に対する一考察』を発表しました。これは野球肘の患者について、ポジション・年齢・負傷部位等を調査・検討し二つの症例を挙げ経過を説明、安静時でもストレッチや等尺性筋収縮運動、疼痛部位以外の筋力訓練をすることが早期復帰には有効であったと報告。考察として特に10歳~13歳の骨端線閉鎖前で活動が活発になる年代では損傷しやすいため、骨端線が閉鎖する時期までは指導者は適切な投球動作の指導・定期的なチェックの必要性を強く訴えました。
続いて日整セミナー介護関連講習会『2015・柔道整復師と介護保険について』を(公社)日本柔道整復師会 保険部介護対策課 川口貴弘先生にご講演いただきました。
B会場では午後から東海地区養成学校の学生による『学生研究発表』が口頭発表にて行われ8題の研究発表がありました。
最後に表彰式があり、次年度主管県の鹿野道郎(公社)岐阜県柔道整復師会会長の閉会の辞で終了しました。