平成29年6月18日(日)午後3時より平成29年度第1回勉強会が本会会館で開催され、21名(会員16名・勤務柔道整復師5名)が出席しました。
内藤学術部長の挨拶後、前半は解剖学の基礎講座があり、昨年度の勉強会にてご講義が大変好評であった、ロコモペイングループ 共同代表・体表解剖学研究所 講師・伊賀リハビリライフサポート(株)代表であり本会伊賀地区会員の堀智秋会員にご講義いただきました。
以前にご講義いただいた肩関節、肘関節に続き、今回は『足関節 筋腱・靭帯・骨の【解剖学特徴】【触察法】』と題し足関節の外側部に内容を絞った体表解剖及び触察法でした。まず、足関節を構成する骨や付着する筋・腱・靱帯の解剖学的情報・触察法を、スライドやモデルに対し図示・投影しながら説明していただきました。腓骨の外果を中心に腱、靱帯、骨の形状や走行、位置関係と関連性等については特に時間を割いて詳細に説明していただきました。参加者もペアになり互いの足に触れながら図示・投影し、体表上で確認しました。最後は超音波エコー観察を実演し、時間延長してご講義していただきました。
後半は 『自賠責 被害者請求について』と題し、伊藤会長から自賠責保険には3通りの請求方法があり、その中の被害者請求にも3通りの請求方法がある等の詳しい説明がありました。また、初検料、指導管理料、運動療法料等々意味を熟知し請求することが大切であるとの説明もあり、質疑応答で締めくくりました。こちらも時間延長するという熱のこもった有意義な勉強会でした。
