平成28年10月2日(日)午前10時から、アスト津において平成28年度 県民公開講座・第21回学術保険研修会が開催され、本会会員124名・本会会員施術所職員5名・社団外38名・保険者6名・一般8名が参加しました。
午前は本会渡邊周会員による『腓骨筋腱脱臼』の研究発表・テーピングの実技に始まり、続いて本会中村明彦保険部長による保健指導がありました。
続いて県民公開講座へと移り、第一部は『精神分野と認知症における作業療法について』を医療法人 紀南会 熊野病院 作業療法科 係長 久保雅邦先生にご講演いただき、作業療法の歴史から実際の医療現場での作業療法の関わり方等、大変分かりやすくご講演いただきました。
午後からの第二部は東京医科歯科大学 大学院スポーツ医歯学分野 助教 歯学博士 中禮宏先生をお招きし『歯の噛み合わせと運動機能』と題し、咬合と全身の関連性についてご講演いただきました。トップアスリートの症例と共に、咬合の育成(矯正)・維持によりスポーツの安全を確保し競技力の向上に繋げていくことの重要性を説かれました。講演後には参加者からの質問にも丁寧にお答えしていただきました。
続いて保険集団指導へ移り全国保険協会三重支部、三重県国民健康保険団体連合会、東海北陸厚生局三重事務所、三重県健康福祉部医療対策局 医務国保課 国民健康保険班より療養費についてご指導いただきました。
参加者は時よりメモを取りながら終始熱心に耳を傾け、非常に沢山の情報を持ち帰りました。